椎名隼都くんは里親ビジネスの犠牲者か…「17歳高校生の心の行方」

長崎県壱岐市の長崎県立壱岐高校2年生、椎名隼都(しいなはやと)くんが行方不明になってから18日が経過しようとしています。

椎名君は、茨木県出身。長崎県壱岐市に「留学」していたことが報道されていますが、椎名君を預かっている里親さんは、離島留学生を多数受け入れていたことが文春オンラインにスクープとして掲載されていました。

特集の中で、椎名君の里親は、「里親A」と書かれていましたが、里親Aとはいったい誰なのでしょうか?

また、壱岐市は離島留学生を受け入れる里親に対して委託料を払っていたことがわかっていますが、里親Aはいくらくらい委託料をもらっていたのでしょうか?

文春によると、椎名君は、里親Aから虐待を受けていたとありますが、これって里親ビジネスの犠牲者ということになりませんか?

この記事は…

  • 椎名隼都くんの里親Aは誰?
  • 里親Aは何人くらい離島留学生を預かっていたの?
  • 里親Aはいくらくらい委託料をもらっていた?


などについてまとめます。

目次

椎名隼都くんの里親


椎名隼都くんは離島留学生という報道ですが、ホームステイ先の里親は誰なのでしょうか?

長崎県壱岐市の里親制度について調べてみると、youtubeにとある動画が投稿されています。

その動画によると、椎名君の里親は、齋藤智之さん、京子さん夫妻であることがわかりました。


壱岐市役所のyoutubeに投稿されている「いきっ子留学2019」に、椎名君と齋藤智之さん、京子さん夫妻が映っています。

赤矢印の少年が椎名君です。画像を比較すると本人だとわかります。



文春によると、椎名君は齋藤夫妻から虐待を受けていたのではないかと言われています。

「実は、椎名君は普段からAさん夫妻から叩かれたり、大声で罵倒されたりしており、失踪当日も叱責されたようなのです。同居する他の留学生たちも同じようにされていたと聞いています」


椎名君の知人という方が取材に答えていますが、齋藤夫妻は特に悪びれた様子もなく答えているのです。

「胸倉を掴んだり、叩いたりしたことは一度だけありますけど、それ以外はやっていません。根性論的なところはやっぱりあったので」


椎名君の失踪の原因の一端があるのではないか?という質問に対しては…

「それはありますね。たらればの話ですけど、あの時こういうふうに接しておけばよかったと思うことばかりで、自信喪失しました」


里親となるべき人とは、子供たちが抱える様々な問題に対して理解を示し、適切なサポートを提供する必要があります。まして、椎名君は、壱岐島から遠く離れた茨木県からの離島留学生です。

しつけのために手をあげる気持ちも理解できなくはないですが、里親は、子供たちが自分たちの新しい家庭に順応するのを待つ必要があります。子供たちが自分たちの新しい生活に慣れるまで、里親は忍耐強く、子供たちに対して愛情を持って接する必要がありますよね。

椎名隼都くんは里親ビジネスの犠牲者ではないのか

壱岐市が離島留学生を受け入れる里親に対して、委託料を支払っていたことを知ったとき、椎名隼都くんは里親ビジネスの犠牲者ではないのかという疑問が浮かびました。

壱岐市が行っている「いきっ子留学」では、実親4万円、壱岐市から4万円の月額8万円の委託料が里親に支払われます。

椎名君の里親にいくらくらい委託料が支払われていたのかというと、7人の留学生を預かっていることがわかっていますので、月56万円の委託料が支払われていたと計算できます。


椎名君がなぜ壱岐市に留学したのかというと、椎名君の父親がNHKの取材に、「おとなしくて自分に自信がなかった隼人を変えたいと思って離島留学に参加させました。」と答えています。

椎名君が茨木でいじめにあっていたとか、不登校であったという情報はありませんが、息子のこの先の人生のことを考えて壱岐島に離島留学させたのでしょう。

椎名君は、壱岐島に留学してからたくましくなったとお父さんは感じていたようですが、周囲には「死にたい」などと洩らしていたことが文春には書かれていました。

椎名君はお父さんの期待に応えようと一生懸命頑張っていた。しかし、実情は離島留学が嫌だったのかもしれません。

追記:椎名隼都くんと見られる遺体発見

2023年3月20日、行方不明から20日目に椎名隼都くんと見られる遺体が発見されました。

遺体発見の場所は、壱岐島の南西部にある原島神社付近の海岸の岩場です。


これまで、里親からの虐待があったのではないか?という報道が先行していましたが、渦中の里親は週刊ポストの取材に対して、虐待はなかったと答えています。

一度だけ暴力を振るった原因については…

隼都くんは中3のときに不安定な状態になり、『自殺したい』とまで言い出したので、『そんなことを言うな』と両肩をつかみビンタしたことが一度だけあります。台風の中で子どもたちを叱ったのも事実ですが、正座ではなく、あぐらをかいて輪になって話したというか……。スマホの使い方に関することで、うちの実子も一緒に叱りました。こういった日頃の様子や、叱ったという話は実親さんたちにも報告しています」


と、虐待ではなくて叱ったと答えています。

里親は叱ったつもりでも、椎名くんはそう感じていなかったかもしれない。

原島神社付近の海岸で発見された遺体が椎名くんだとしたら、最悪の結果となってしまいます。

現在、警察や児童相談所が里親に対して聞き取りを行っていることが報道されていますが、離島留学生を受け入れる里親制度に対する見直しが必要なときなのではないでしょうか。

追記:椎名隼都くんへの里親Aからの虐待がリークされる

椎名隼都くんは里親ビジネスの被害者ではないのか?というタイトルで書き進めてきましたが、椎名君への里親Aからの虐待がリークされました。

これは、椎名君と一緒に離島留学生制度で壱岐島へ渡った生徒が文春の取材に応じて答えたもの。

隼都君はAさん宅に来た時からスマホを没収されており、それを取り戻そうとすると怒鳴られ、叩かれていたそうです。Aさんの家には当時、7名の留学生がいましたが、食事の量がAさん一家4名よりも明らかに少なかったと。去年の夏には、夜遅くまでゲームをしていたバツとして、隼都君ら複数の留学生が台風の暴風雨の中、山の上まで連れ出され、正座させられたそうです」

文春オンラインより引用。


  • 里親A宅に来た時からスマホを没収されていた。
  • 食事の量が里親A一家よりも明らかに少なかった。
  • 風の暴風雨の中、山の上まで連れ出され、正座させられた

里親Aが椎名君のスマホを没収していた理由は、自分たちの椎名君に対する虐待が父親に報告されることを防止するためだxったのでしょうか?

椎名君がスマホを持っていることで、自分たちにデメリットがある。あるいは、何かしらの情報が世間にでることを恐れていたと考えられるのではないでしょうか。

一方、里親Aは、前述のとおり、「隼都君は一度しか叩いていない」「日常的に体罰を与えていたことはない」と週間ポストセブンの取材に対して虐待を否定。

しかし、週間ポストセブンに掲載された「虐待否定」に、里親制度留学生が…

「このままでは何もなかったことにされてしまうので話します。去年の夏休みの直後、隼都君がスマホをAさん夫妻の寝室から持ち出そうとしたのがばれて、僕も連帯責任で怒られました。その時、奥さんがテーブルに置いてあったお盆を滑らせ、隼都君に勢いよくぶつけていました。奥さんは隼都君によく『キモい』『泥棒』と言い、他の留学生を日常的に怒鳴っていたAさんも『朝の挨拶の声が小さい』といった理由で留学生を叩いていました

「隼都君は昨年から今年にかけて、里親から少なくとも5回以上は叩かれていたと聞きました。平手でかなり強く、顔以外の上半身を叩くことが多かった。ほかの留学生もルールを破れば叩かれたり、髪の毛を掴まれたりしていたようです」

文春オンラインより引用。


里親Aは夫婦で椎名君を虐待していた!

「キモい」「泥棒」とは、どういう意味なのでしょうか?容姿や言動が気持ち悪いということなのでしょうか?泥棒とはタダ飯食らいとか、そういう意味の言葉に聞こえませんか?

文春や週間ポストセブンの取材によってリークされた、椎名君への虐待の真実。渦中の里親Aは虐待だとは思っていなかったと答えています。

「……世間一般的に見れば、虐待ですよね。でも、僕らの中ではそういう気持ちっていうのは親心と思って。でも結果は結果なので(椎名君の)気持ちを読み取れなかった。しかも長いこと」

文春オンラインより引用。


椎名隼都くんの里親に対する世間の声

この里親の週刊誌の話は事実なのか。

虐待をしている、いなくなった少年は死にたいと漏らしていた、たくさんの子供を預かり助成金が月50万以上貰っているとか。

この記事では普通のコメントを出していますが真実が知りたいし、里親ビジネスでただの金儲けのために他人の子を責任も持たずに預かっているなら今すぐやめて頂きたい。

そういう制度を作った県も早急に実態調査と制度のあり方を考え直すべき。


ニュースコメントにも、「里親ビジネス」と感じている人のコメントが掲載されていました。

離島なので島からは出られない。けど里親の虐待に耐えられない。生い茂った山に逃げる?それとも海に…?携帯電話も持ってない。早く探し出して保護してあげてください。どうか無事でありますように。


椎名君は中学2年から壱岐島に留学しています。もし、4年間虐待を受けていたとしたら耐えられないですよね…

まとめ

文春オンラインに書かれていた里親Aは、齋藤智之さん、京子さん夫妻でした。

椎名君を預かる齋藤夫妻には、月額8万円の委託料が支払われていた。齋藤夫妻は7人の離島留学生を受け入れていて、月額49万円の委託料収入があった。

文春の記事だけを見ていると、椎名君は里親ビジネスの被害者だと思わざるをえないですよね…

椎名君が無事に戻ってくることを願います。



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