2022年11月29日に千葉県富津市で発生した軽自動車が横転する事件。車に乗っていた10代から20代の4人のうち、運転していた高校3年の女子生徒(18)以外の3人が亡くなるという事故ですが、どんな場所だったのでしょうか?
見通しは良かったのか、幅員は十分だったのか、交通量は多い道路だったのでしょうか?
運転していた高校生が自動車運転免許を持っていたのかも気になりますよね?
この記事は…
- 富津市小久保の交通事故現場はどこ?
- 事故発生現場の道路状況は?
- 運転していた女子高生は免許を持っていたの?
などについてまとめます。
富津市小久保の交通事故現場はどこ?
2022年11月29日に富津市小久保で発生した交通事故の現場はどこなのでしょうか?
ニュース画像を元に、現場をグーグルマップで確認しました。
まず、こちらがニュース画像。T字交差点で、信号機に「小久保(こくぼ)」と書かれていることが確認できます。

朝日新聞デジタルより引用。
次に、グーグルマップとストリートビューで事故現場を確認します。
T字交差点の正面に横断歩道、信号機には「小久保(こくぼ)」と書かれていて、左奥にはクリーム色の家があり、ニュース画像と一致していることがわかります。
交通事故の場所:千葉県富津市小久保 国道465号小久保交差点
事故が発生したのは、晩秋の午前0時。2022年11月29日の千葉県の天気を調べてみると、曇りのち雨でした。
もしかすると、路面も雨で濡れていて、滑りやすかったかもしれません。また、11月は秋から冬への季節の変わり目に当たるため、気象条件が急激に変化する月です。霧や雨による視界不良が起こりやすい月だと言えます。
運転していた女子高生は、こんな気象条件の中で、100km/hのスピードでカーブに進入したというのです。
国道465号の幅員を地図上で計測してみると、片側3m程度。曲がり切れなかった軽自動車は、対向車線のガードレールにぶつかり、同乗していた木更津市の男子高校生(当時17歳)と女子高校生(当時17歳)、とび職の少年(当時18歳)が死亡したのでした。
運転していた女子高生は免許を持っていたの?
運転していた女子高生は免許を持っていたのか?という疑問を持たれる方も多いでしょうが、普通自動車運転免許を所持していました。
高校生が免許を取りに行く時期としては、高校によっては規定がある学校もありますが、進路が決まる高校3年生の後半からが多いと言えます。
事故を起こしてしまった女子高生も、免許を取得したばかり。親と相談し、保護者の同意をもらって自動車学校に通っていたはずです。
それが、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死)容疑で逮捕されることになるとは…
ここで注目すべきは、女子高生の容疑です。
危険運転致死傷罪となると、被害者が亡くなっているので、1年以上の有期懲役という罰則が科せられることになります。
1年以上ってどれくらいなの?と思うでしょうが、危険運転の態様に応じて変わってきます。5年かもしれないし、20年かもしれない。それだけ重い罰則が科せられるのです。
世間の反応
未熟な運転により、わずか18歳で友人3人を死亡させてしまった本人は、今何を思っているのか・・
18歳は、民法上では児童ではなく成人なので、事故を起こした責任もしっかりとのしかかります。少年法上は特定少年扱いとなりますが、事件の重大性によっては氏名公表もあり得ますし、普通に刑事裁判にかけられることになるかもしれません。
どれだけ重大なことを起こしてしまったのか、今更後悔しても、時すでに遅しです。
運転して数十年経ちますが免許取立ての頃、親父にできるだけ他人は乗せるなと言われました。タクシー運転手もしてたから、こういう事を心配していたと思う。
22年11月であれば、まだ高校生の18歳ですよね。親は何されてたんでしょうかね。
軽自動車で一般道100km/hは無謀ですよ。 運転手も搭乗者も思慮不足だと大変ですね。
親が止めれば、友達が止めれば、自分が止めれば。
3つクリアしちゃってますからやっぱり勉強って大事ですね。
yahooニュースコメントより引用。
まとめ
2022年11月に富津市小久保で発生した交通事故現場の場所や、逮捕された女子高生についてまとめました。
事故を起こした女子高生は18歳。若年層の運転手は、経験が少なく、運転技術や交通ルールの知識が不十分な場合が多く、交通事故を起こすリスクが高いといえます。
今回の事故は、制限速度50km/hの道路を約100km/hで走行し、カーブを曲がり切れなかったことにより発生しています。
年齢問わず、それぞれが安全運転に心掛ければ、交通事故はより減少し、被害が少なくなるはずだと思うのです。
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