2023年4月29日、中古車販売業の大手「ビッグモーター」のパンク動画が話題になっています。どういう動画なのかというと、お客さんのタイヤをパンクさせる「タイヤ穴あけ動画」だったみたい。
パンク動画の目的は、保険会社に不正請求するためだといいますから、相当ヤバい不祥事ですよね。ビッグモーターの不祥事について調べてみると、今回のパンク動画だけではなく、クレジットの詐欺など、まだまだ会社ぐるみの不祥事があるということが元社員から告発されています。
FRIDAYにスクープされたビッグモーターのパンク動画ですが、動画は見れるのでしょうか?元動画が流出しているとしたら、URLやリーク元がどこなのか気がかりですし、ビッグモーターの元社員のヤバい告発も気になりますよね。
そこで、この記事は…
- ビッグモーターのパンク動画は見れる?
- ビッグモーターのパンク動画のURLは?
- ビッグモーターのパンク動画のリーク元は?
- ビッグモーター元社員によるヤバい告発内容とは?
などについてまとめます。
ビッグモーターのパンク動画がスクープ!最新情報をチェック!

上の画像は、FRYDAYにスクープされた、中古車販売業の大手「ビッグモーター」のパンク動画の画像です。
保険会社に不正請求し、差益を得るためにお客さんのタイヤを故意にパンクさせていたという内容の告発動画ですが、どういうことだったのか最新情報をチェックしてみると…
保険会社の審査を通すために提出する写真をどう撮ればいいかを丁寧に説明をすると、男性はタイヤの側面を凝視しながらポイントを探し、グッとネジを突き立てた。そして、そのネジをドライバーでグリグリと力強く締め上げていく。わずか10秒後、タイヤはいとも簡単にパンクした――。
FRIDAYデジタルより引用。
工賃の水増しや保険金の水増し請求など、不正整備を行って売り上げの金額をあげることが目的だったことが書かれていますが、スクープされたパンク動画には、手順が細かく撮影されているようで…


お客さんや保険会社を不審に思わせないような位置や、穴の開け方について撮影されていて、どうやらこれは会社ぐるみで行われていた不祥事だったみたい。
しかも、ビッグモーターの不祥事はパンク動画は氷山の一角のようで、ビッグモーターの不祥事について調べてみると、クレジット詐欺や事故の保険金の水増し請求などヤバい内容のものがあることがわかりました。
それでは詳しく見ていきましょう。
ビッグモーターのパンク動画は見れる?URLやリーク元を調査!
FRIDAYにスクープされた、ビッグモーターのパンク動画について調べてみましたが、ネットに流出はしていないみたい。しかし、動画の内容についてはかなり細かくスクープされていましたよね。
- パンク動画が撮影された店舗は、ビッグモーター熊本浜線店
- パンク動画を撮影した人物は、整備部門の責任者など要職を任されていたA氏
FRIDAYに情報をリークした人物はA氏ということになりますが、どういう情報だったのかというと、パンクによるタイヤ購入は自動車保険会社に請求が効くケースが多いらしく、溝がなくなるくらい擦り減ったタイヤを狙って穴あけを行っていたみたい。
「購入は保険が効きますので、お客さんの負担はないんですよ!4本とも交換しませんか?」
そもそも擦り減っているタイヤ。タイヤ交換の工賃は自分で払わなければいけない…といえども、タイヤ購入のお金は保険でまかなえる…となれば、大体の人は「お願いします!」と答えてしまいますよね。しかも、相手は自動車整備のプロです。信用しないわけがない。
元々パンクをしていないタイヤに故意に穴を開け、新品のタイヤの代金は保険会社に請求し、1本3000円のタイヤ交換料金を4本分お客さんへ請求する。お客さんの車には価格の安いタイヤを取り付け、保険会社には価格の高いタイヤを取り付けたように偽装工作し、保険金の中抜きをしていたというのですから驚きです。
ビッグモーターの不祥事はパンク動画だけじゃない?元社員のヤバい告発に迫る!
上のツイートは滝沢ガレソ氏によるもので、FRIDAYがスクープした、ビッグモーター元社員によるヤバい告発内容がまとめられています。
- 客の車をわざとパンクさせ修理代を(保険会社に)水増し請求
- 「タイヤを高級品に変えました」→実際は安いタイヤで保険金を中抜き
- 無資格者が車検実施(書類は別人が代筆)
- 社内LINE『オイル交換はしたていで大丈夫っす』『完全犯罪しときあす!!』

ギアオイルを交換していないにもかかわらず、交換したことにしていたといいますが、CVTオイルの点検方法についてすぐに説明できる人なんて少ないですよね?実際、CVTのレベルゲージが見つからない車種もありますし、なかにはCVTオイルは交換しなくてもよいとされている車種もあるんです。
滝沢ガレソ氏によるツイートで、さらに多くの人が知ることとなったビッグモーターの不祥事ですが、調べてみるとまだまだあるみたい。
現在はビッグモーターを退職され、バディカという自動車業販専門店を起業されている中野優作氏が、ビッグモーターのヤバすぎる不祥事についてyoutubeで告発をされています。
中野社長によると、ビッグモーターには報道されていない数々の不祥事があるみたい。中野社長は、「ビッグモーターの不祥事について、日本で一番喋れるのは自分」とし、動画の中で数々の不祥事を告発しています。
簡単に内容をまとめると…
- 中野優作氏は元ビッグモーター幹部社員(2017年退職)
- 中野社長が経営する株式会社バディカの社員のほとんどが元ビッグモーター社員
- 中野社長は、在職時の2016年に、ビッグモーターの不祥事報道の火消しをしていた
- ビッグモーターはクレジット詐欺を行っていた
- ビッグモーターは、事故保険金の水増し請求をしていた
- ビッグモーターは、不正車検を行っていた
ビッグモーターによる事故保険金の水増し請求や不正車検についてはこれまで報道にでていたとおりなのですが、おさらいの意味も含めて、1つづつまとめます。
ビッグモーターによる罰金徴収と脱税疑惑
中野社長が2016年に行ったと告発している不祥事報道の火消しについてですが、ビッグモーターは営業不振者に対して罰金制度を設けていたみたい。
罰金の金額は、店長クラスになると1人100万円を超える金額だったようで、徴収された罰金は他の社員に分配されていたといいます。で、問題なのは、分配された罰金は給与などの収入として計上されていないため、所得の対象となっていないということ。
ビッグモーター側の言い分は、社員が勝手にやったことで会社は関与していない。とのことだったのですが、中野社長がマスコミに対して情報をリークしたことにし、罰金制度から社員を守ったことになっていると動画では語られています。
ビッグモーター主導によるクレジット詐欺
会社主導によるクレジット詐欺だったと中野社長は話していますが、アドオン方式という金利計算がされていたみたい。
普通にローンを組むのと、アドオン方式でローンを組むことの違いですが、例えば100万円を実質年率で借りた場合、借入残高に対して利息が決まるために、返済するごとに利息は少なくなります。 それに対して、アドオン方式(アドオン率が10%だとすると)で借りた場合、1年後の利息は100万円×10%=10万円となります。
つまり、返済終了まで当初の借入額を元本とみなすので、利息は当初のままということになります。
ビッグモーターが会社ぐるみでアドオン方式での返済をお客さんに勧めていたと動画では語られていますが、どういう手口だったのかというと…
という文句で勧めていたといいますが、1年で返済してもアドオン方式だと金利は最初に決められた金額で、100万円のローンでも返済時にはそれ以上になっているというからくり。
詳しくは中野社長の別動画で説明されていますが、「これだとお客さんは損しません!だからローンを組んで車を今買ってね」と言われれば、買いたくもなりますよね。
ビッグモーターの事故保険金水増し請求
ビッグモーターの事故保険金水増し請求とは、実際は事故で故障した部分ではないのに事故のせいにしたり、車についている傷が事故によるものだとして保険請求していたといいます。
ビッグモーターによる不正車検の実施
中野社長が在籍していた時にもあったといいますが、俗にいう「ペーパー車検」と呼ばれる不正をおこなっていたというもの。
車検時に必要な点検や整備を行っていなかったということなのですが、数十件の不正車検情報が確認されたという当時の報道ですが、実際には何千件もの不正車検が行われていたという情報が中野社長の動画でリークされています。
まとめ
ビッグモーターの不祥事はパンク動画だけじゃなかった。元社員の中野優作氏によるヤバい告発についてまとめました。
中野社長によると、ビッグモーターはこんなことをする会社ではなかったといいます。なぜビッグモーターには不祥事が続いているのかというと、会社の世代交代が原因なのではないか?という考察をされていますね。
ビッグモーターに限らず、似たような不正をしている会社たくさんありそうですね…




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